月別アーカイブ: 2014年4月

据付版と配線

室内機を取り付ける前に壁に据付板を取り付けます。上下左右の位置をしっかりと決めてから取り付けます。据付板の位置にエアコンを取り付けます。
希望の取り付け位置や高さがあるのでしたら業者さんに行っておきましょう。メジャーで位置をきちんと決めてくれます。
位置を決めたらドレンホースや電源を穴に通していきます。本体のどちら側に出すかは壁の穴の位置によって変わってきます。
壁の穴から冷媒管を通したら据付板にエアコン本体を仮止めします。そして、冷媒管を接続します。
接続できたら冷媒管はテープで巻いてエアコンの本体の裏側に隠してしまいます。室外機用の電源コードも一緒に外に出して見栄えが悪くならないように処理します。
ドレンホースも室外に出したら外に出ているコード類を室外機の方に回って接続し、配線は終了になります。
今の時期だからいいものの、力仕事だし、屋外での作業もあるので業者さんは本当に大変だなと思いましたね。夏場に業者さんにきてもらって作業をしてもらうのであれば冷たい飲み物を出したり、気を使ってあげるようにしてくださいね。
また、注意点として、今回のように冷媒管の接続が一箇所ならいいのですが、接続箇所が多くなるとガス漏れの危険性も高くなるそうです。接続箇所野多い隠蔽配管は綺麗に仕上がるというメリットも有りますが、デメリットも有ることを覚えておいて下さい。

エアコンの穴

エアコンを取り付ける際には壁に穴が必要です。
この穴は最近はどの家庭にも最初からついていることが多いです。そうなると冷媒管やドレンホースを出す位置は決まっているのでそこからエアコンの取り付け位置を決めていくことになります。
しかし、その中でも最も効率よく最適な位置にエアコンを取り付けるようにするのがポイントです。
配管や電源が壁に這わないように検討して決めましょう。
冷暖房の効率がいいかどうか、フィルターなどの付属品を取り外しできる位置かどうか、周囲の収納扉などがエアコンに当たらないかどうか、カーテンが開け閉めできるか・・・などといった点を確認してから取り付け位置を決めていきます。
室内機の取り付け位置が決まったら自ずと室外機のいちも決まっていきます。
まず、室外機は室内機と近い方がいいです。なぜなら遠くなればなるほど効率がわるくなります。せっかく冷房を強くしても部屋に届く頃にはぬるくなってしまうからです。
また、日が当たらない、風通しの良い場所がベストです。効率をよくするために熱を逃してあげるようにしましょう。
また、壁に穴が開いていなかった場合にはこの時点で壁に穴を開けます。室外機の位置と室内機の位置によって壁の穴の位置は決まります。位置は室内機より下にする決まりになっています。なぜならドレンホースは室内機から出る水を排水するためにあるものです。水を下に流していくために、下に取り付けるのです。

エアコン工事の注意点

今の時期はそこまででもないですが、多くの人がエアコンを取り付ける時期、7月とか8月とかの時期になると、当然ものすごく暑いです!
さらに、エアコンをこれから取り付けるのですから、その部屋には冷房設備はありません。
エアコンの取り付けに来た人が作業するのに暑くて集中できないのでは困りますので設置部屋には扇風機を用意しておいてあげるといいですね。

さて、快適な状態で職人さんたちに作業してもらいます。取り付けの際にはまず室内機から取り付けます。
エアコン室内機の裏側には冷媒管が2本あり、電源もコンセント差込用と室外機用の電源がそれぞれ一本ずつあります。そして、ドレンホースが収まっています。これらを所定の位置に取り付けていくのが工事のおおまかな流れです。
電源をまず室内コンセントにさしこみ、もう一本を室外機へつなぎます。
2本の冷媒管は室外機へつなぎます。
そして、ドレンホースは室外へ出します。
このように室内機と室外機をつないでいきます。
室内機と室外機をつなぐ電源と冷媒管、排水のためのドレンホースの3つをまとめ、一つの穴から室外へ出すという作業です。